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こんには。新屋店の山田です。
今回は、お墓のリフォーム第2弾 コンクリートの白華現象 エフロレッセンス について、施工事例を交えながらお話ししたいと思います。
エフロレッセンス、白華現象と言っても日常的に使う言葉ではないので、ピンとこない方が多いのではないでしょうか。
ですが、コンクリート構造物の多いこの時代に皆さん一度は目にしたことがあると思います。
おそらく、ブロック塀やレンガなどが一番身近なものでしょう。
その中でも、比較的年数の経過してるものが多いはずです。
エフロレッセンス(白華)について説明すると、モルタル中の水酸化カルシウムが、侵入した雨水、雪、氷などに溶け出し表面に移動し、空気中の二酸化炭素などと反応、そして炭酸カルシウムになる現象です。
それが乾燥し、結晶化したのが左と下の写真のような状態となります。
ではなぜこの現象がブロック塀やレンガ、そしてお墓にも起きているのでしょうか。
それは、施行にコンクリートを使用しているから、だけではありません。
水が浸み込んで発生する現象という事は、充分に防水がされていないという事です。
お墓の場合は、土台の石で囲った内部には、従来、コンクリートを詰める施工が一般的に行われてきました。
その上に本体となる石を置く為、強度的にも必要だったと思われます。
しかし、石と石の継ぎ目の目地もモルタルでうめている為、そこから少しずつ水分が染み込み、内部のコンクリートに伝わり、表面に出てきて結晶化してしまいます。
お客様からもご相談を頂きますが、除去するのはかなり困難です。
水の侵入の防止の為、目地にはコーキングという樹脂接着剤を使用し、接着と防水をしています。
これにより、かなりの部分の水の侵入は防ぐこととが可能です。
ですが、どうしても経年劣化により補修が必要となります。
完成後15年から20年位が目安と言われています。
当社では、施工方法を根本から見直し、土台内部にコンクリートを使用しない施工方法を開発しました。
上の写真が土台のみを新しく建替え、今までの本体部分を再度使用したお客様のお墓です。
石の継ぎ目は裏側でステンレス製の金具で接合し、強度的にも十分な設計になっています。
これを採用することにより、エフロレッセンス(白華現象)を無くすことが出来ました。
それが、〖 耐震・免震性抜群「フレーム構造」 〗です。
業界にさきがける最先端工法で、丈夫で揺れに強いだけでなく、凍結防止、防草、防汚機能を備えます。
展示場内には分かり易いパネルも用意しております。
また、お墓の無料点検もしておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
㈱秋田石材 新屋店
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